カウンターを壁に固定する方法。木下地・軽鉄・コンクリート壁に対応する棚受け金具の選び方

カウンターを壁に固定する方法。木下地・軽鉄・コンクリート壁に対応する棚受け金具の選び方

カウンターを壁に固定するには、どうすればいい?

木製のカウンターの取り付けに関して、以下のような図面をいただきます。

木製カウンターや壁付けカウンターを設置するとき、

  • カウンターの脚を設置できない
  • 壁面にカウンターを固定したい
  • 棚受けの筋交いを見せたくない
  • 石膏ボードの壁に取り付けたい
  • 間柱を利用して固定したい
  • コンクリート壁・ブロック壁に固定したい
  • カウンターに荷重がかかるため、強度が心配

といった相談があります。

カウンターの固定方法は、カウンターの大きさや重量だけでなく、取り付ける壁の種類と下地の位置を確認して金物を選ぶことが重要です。

テーブルの脚を設置できず、下記のような筋違いのある棚受け金具を付けてはいけない場合です。
現場の状況によりますが、テーブルの脚を設置できず、特殊な状況であるため、注意が必要です。
筋違いのある棚受け金具を使えない場合もあります。このような状況の場合は前段取りが重要になります。

タテモノカナモノでは、壁面に取り付けるL型棚受け金具や、インロー式固定する金物を取り扱っています。

この記事では、木下地・軽鉄下地・コンクリート壁など、壁の条件に合わせたカウンターの固定方法と金物選びのポイントを紹介します。


カウンターを壁に固定する基本的な方法

カウンターを壁に固定する方法として、比較的シンプルなのがL型のカウンター受け金具を壁面に取り付ける方法です。

ただし、金物を取り付ける前に確認したいのが、壁側に十分な下地があるかどうかです。

石膏ボードだけの壁や、薄い木材だけでは、カウンターの荷重を十分に支えられない場合があります。

そのため、施工前に

  • 壁の種類
  • 下地の位置
  • 下地の材質
  • カウンターの幅・奥行き
  • 想定する荷重
  • 金物を取り付ける位置

を確認しておくことが重要です。


カウンター受け金具「CBAシリーズ」の特徴

壁面にL型金具を取り付ける方法では、タテモノカナモノのCBAシリーズを使用できます。

CBA-400では、50kgの荷重をかけた強度試験で約4mm下がりましたが、荷重をなくすと元の状態に戻る結果となっています。

CBAシリーズは材料の厚み9mm、幅65mmの材料を使用しています。

また、壁側には12Φの取付穴を2か所設けており、アンカーボルトによる施工にも対応できます。

そのため、コンクリート壁やブロック壁など、木下地とは異なる壁への固定にも使用できます。

CBAシリーズ


強固にカウンターを固定したい場合

強度を重視したカウンターや棚の場合は、間柱に取り付けるタイプのSBSシリーズという選択肢があります。

SBSシリーズでは、50kgの荷重をかけた強度試験で1mmも下がらなかったという結果があります。

SBSシリーズ

SBSシリーズを使用する場合は、金物だけでなく間柱の位置とカウンターの寸法を施工前に計画することが重要です。

また、カウンターの壁面側の小口には、金物を差し込むための開口加工が必要です。

木工所などであらかじめ加工しておくと施工しやすくなります。

開口寸法は、現場で多少の寸法誤差が生じることも考慮して、50mm程度など少し余裕を持たせる方法があります。


木製の間柱と軽鉄下地では固定方法が違う

間柱に固定する場合でも、下地の種類によって使用するビスを考える必要があります。

木製の間柱の場合

木ビス・タッピングビス・コーススレッドなどを使用できます。

軽鉄下地の場合

ランスタッチなど、軽鉄下地に適した固定方法を検討します。

タッピングビスでは、ネジ山のピッチが粗く、十分に固定できない場合があります。

そのため、下地の材質に合わせて固定方法を選ぶことが重要です。タテモノカナモノ


カウンターの固定方法を選ぶときの比較

条件 検討する方法
壁面にL型金物を取り付けたい CBAシリーズ
木下地に固定したい 下地に合わせたビス固定
軽鉄下地に固定したい 軽鉄に適した固定方法
コンクリート壁に固定したい アンカーによる固定を検討
ブロック壁に固定したい アンカーによる固定を検討
より強固に固定したい SBSシリーズなど間柱固定タイプ
カウンターの脚を設置できない 壁面固定タイプを検討
金物の寸法が合わない 別注・寸法相談を検討

カウンター受け金具を選ぶときに確認したい5つのこと

カウンター用の金物を選ぶときは、商品名だけで選ぶのではなく、次の5点を確認します。

① カウンターの幅・奥行き

カウンターが大きくなるほど、金物にかかる力も変わります。

② カウンターの重量

木材そのものの重量に加えて、上に載せる物の重量も考慮します。

③ 想定する荷重

収納棚として使うのか、人が寄りかかる可能性があるのかなど、使用方法によって必要な強度は変わります。

④ 壁・下地の種類

石膏ボード、木下地、軽鉄、コンクリート、ブロックなど、固定する相手によって施工方法が変わります。

⑤ 金物を取り付ける位置

特に間柱を利用する場合は、カウンターの寸法を決める段階から間柱位置を考えておくことが重要です。


「金物」だけでなく「納まり」から考える

カウンターの固定では、金物の強度だけを見ればいいわけではありません。

「どこに固定できるか」
「どんな下地があるか」
「どれくらいの荷重がかかるか」
「金物を見せるのか、見せないのか」

この4つを合わせて考える必要があります。

図面の段階で下地や金物の位置まで決めておけば、現場で「ここに付けたいけど下地がない」という問題も減らせます。


棚受け金物選びで迷ったら

タテモノカナモノでは、カウンターや棚に使用する金物について、ブラケットの間隔や強度などの相談を受け付けています。

「このカウンターに、この金物は使える?」

「壁の下地がこうなっているけど、どう固定すればいい?」

「図面通りの寸法で金物を作れる?」

といった場合は、図面を送って下さいませ。

ご相談はあくまでアドバイスになりますが誠意をもって対応させて頂きます。

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